『天地人』いよいよ次回が最終話♪

大河ドラマ『天地人』いよいよ次回が最終話となりましたね。
ドラマを観てきて、直江兼続に対する見方が変わってきた人もいることでしょうね。
人それぞれ、受け止め方が異なると思います。

でも、僕が捉えたのは、
上杉のために自分を犠牲にしてでも責任を取らなければならない。
ということだったのだと思いました。すごく辛い決断をしてきたことでしょう。
いろんなことを経験して、いろんなものを失ってきた。
自分がしてきたことで悔んだこともあるはずです。
そんな情勢の中で、人として正しき道の理論を説明したり説得をしても無駄。
そのために自分のプライド、義や愛を捨てたのではないかと・・・
自分がどう思われようと、民を生かしていかなければならないわけですから。
そこに本当の義や愛があるのではないかと・・・思うのです。
いくさは良い悪いにかかわらず、争わなければならない・・・。
上杉の攻撃はかなりきつかったはずです。
こんな馬鹿らしいことはないですよね。。。
上杉は自ら争いごとをするつもりはなかった。しかし、仕方がなく戦っていたと思います。
そんな苦しい中での『民のために』という志、これが兼続のすごい所なのではないでしょうか。

大阪夏の陣・・・ですが、真田十勇士とか出てきてほしかったかも。
真田幸村が家康の本陣まで攻め入り、もう少しで討ち取れる、というところまで
追い詰めたと伝えられていますよね。
徳川家康を強烈に脅えさせるシーンがほしかった。
でも、あとで考えてみたら・・・
武力で攻め返すこと、それよりも慈悲の心で返すことを描きましたよね。
ここに、天地人というドラマがただの戦国の歴史ドラマではなく、
ストーリーを通じて、人の心、義と愛、を大きく描くドラマだと確信したのです。
愛とは優しさと厳しさのなかにあるもの。っていうことも学びました。
最終話、暖かく見守りながら鑑賞したいと思っております。

※勝手な解釈でしたでしょうか・・・かたじけないです。